築25年の和風建築

築25年の時間を経た美しさがあるのが木造住宅。

深く間口の広い縁側の屋根を支える虹梁丸太も

綺麗に日焼けして主張しすぎず上品に佇んでいます。

風合いの増した玄関。

木造住宅の良さはこの美しさ。

どのすべての新築住宅も　綺麗が当然。

築20年以上経ってもその時の美しさを堪能できます。

軒先の一文字瓦がよりすっきりと上品な印象の軒先。

軒を深く出すため、またより軽い印象になるよう水下の先は銅板で葺いています。

その繊細さが消えてしまうので雨どいは無し。

雨が落ちる下には砂利敷きにして泥はねを軽減。排水も確保しています。

こちらは築15年以降に増築した棟。

2階の寄棟屋根と　平屋棟との

変化のある連続性が　とてもよくマッチしています。

増築棟の2階。

出窓になっている地袋窓。

室内外の良いアクセントになっています。

ため息が出るほどに美しく磨かれた玄関。

「黒光りする」木というのを　このお宅で初めて実感しました。

木も愛着をもって磨かれると美しさを醸し出すのですね。

広い床の間。

畳床にすることで　より格式高い印象に。

造作地袋カウンター

飾り棚はもちろん、腰掛として、

引き戸を開けて座りカウンターテーブルのようにも使用可能。

木製造作窓。

額縁のように切り取られた緑が美しく映えます。

落ち着いたリビング。

内部の木も落ち着いた風合いに変化しています。