なんば建築工房
スタッフブログ

大丈夫?

現場監督の向井です。
誠意進行中の現場の梁だった部材です。
端部にシロアリの跡が見られたので恐らく駄目になっているであろうと思っていましたが、
内部の方まで食べられていました・・・。
着工前に分かる部分もあれば、解体中に判明する被害もあり、非常に判断に困る所。

今回は根本的に構造を直すので解体して組み換えですが、状況に応じて補強方法は様々です。

元々の趣を残す為 新しい材料ではなく古材倉庫から近しい材料を選び職人の手で再び納めていきます。
四角材料では無いので墨付けも刻みも経験がものを言います。
丸い材料に丸い材料を取り付ける。
凄い技術です。

同じテーマの記事

賢い古民家の選び方① 古民家の定義とは?

株式会社なんば建築工房代表の正田です。下津井での町おこしに取り組んでいることもあり、古民家の購入や選…続きを読む

先日、下見をさせていただいた建物になります。 最近の住宅では使用される事も少なくなった銅の雨樋が目に…続きを読む

金輪継(かなわつぎ) 【継手】

木造建築の代表的な継手の一つになります。 同形の両部材の口にT字形の目違いをつけて組み合わせ、込み栓…続きを読む

同じテーマの記事をもっと見る