なんば建築工房
スタッフブログ

古材のショールームとお手製メモスタンド

昨年度末にオープンした、なんば建築工房の古材ショールーム。
古材だけでなく、古道具や銘木など、たくさんの品を取り揃えております。

オープン以来、お客様がショールームにお越しくださったり、商品をお求めくださっていて、大変嬉しく思っております。
人気は古タンス。古民家から引き取らせていただいたものです。
どれも使い込まれていて、とてもいい味が出ています。

そのタンスの中でも私のイチオシはハーモニカ内蔵の桐タンス。
引き出しを開け閉めするとハーモニカの音がする、ちょっと楽しくなるタンスです。
一点しかありませんので、早いもの勝ちですよ。

岡山県内でも古材を取り扱うショールームは珍しく、古民家再生を手がけてきたなんば建築工房ならではの取り組み。
ショールームは現在も進化中で、新しい商品が入ったり、お客様に見ていただきやすいようショールーム内の整備を進めております。(武政大工部長が現在製作中の「秘密の小部屋」の完成も楽しみです!)

そんな中、今日は商品ごとのプライスカードを作成しました。

メモスタンドは杉、檜、さくら、欅の4種の材木の端材を使用し、片山大工部長自ら製作してくれたもの。
やわらかい材質の杉と檜には、木目の固い部分を残し、柔らかい部分をブラシで削る事により木目の凹凸を強調する浮造り(うづくり)のひと手間が施されていて、そんなところにもなんばの職人らしさを感じました。きっと施工現場でも、お客様に喜んでいただけるような工夫をしているのだと思います。
なんば建築工房の永く愛される家、永く住み継いでいく家は自社の職人の手仕事でつくられています。

古材倉庫にお越しの際は、ぜひメモスタンドにもご注目ください。