4月4日経営方針発表会への思い|地域に必要とされる会社を目指す使命
おはようございます。
なんば建築工房の代表の正田です。
4月4日、毎年恒例の経営方針発表会を行いました。今年で14回目、そしてなんば建築工房は創業139年目を迎えます。この会は、単に今年の数字や目標を確認する場ではありません。私たちがどんな思いで家づくりに向き合い、古民家再生や地域との関わりに取り組んでいくのかを、社員、職人、スタッフみんなで共有する大切な時間です。
今年は新しいメンバーも加わり、会場の雰囲気もこれまで以上に明るくなりました。若手もベテランも、職人も事務職も、開始10分前には自然と席に着いていた姿を見て、とても嬉しく思いました。こういう何気ない場面に、会社の成長や一体感が表れるのだと感じます。
発表会の後はなんば建築工房恒例の花見バーベキューです!
工場の屋根下に集まり立場を越えてみんなが笑顔で交流していて、なんば建築工房らしい温かさをあらためて感じる一日でした!
そして、少し真面目なお話しをすると、
技術のある工務店として、古民家再生と家づくりに向き合う
私たちが目指しているのは、ただ家を建てる会社ではありません。昔の棟梁のように、家のことはもちろん、暮らしや地域のことまで相談される存在でありたいと思っています。今は新築だけでなく、古民家リノベーションや古民家再生、移住にともなう住まいの相談も増えています。そうした中で大切なのは、表面的な提案ではなく、建物の状態をしっかり見て、その先の暮らしまで考えることです。
特に古民家再生は、一般的なリフォームとはまったく違います。古民家調査を丁寧に行い、見えない傷みや構造の特徴を読み取り、残すべきものと直すべきものを見極める力が必要です。そこに欠かせないのが、事務所スタッフの経験と技術、それを活かす職人の技術です。古材を活かす知恵、手仕事で納める力、現場で判断する感覚。こうした力があるからこそ、本当の意味で住み継げる家づくりができるのだと思います。
技術の継承と地域のまちづくりが、これからの使命
私は、受け継いできた技術は家づくりだけのためにあるのではないと思っています。その技術を生かして、地域のまちづくりにも関わっていくことが、これからの工務店の大切な役割です。古民家を活かすことは、地域の歴史や風景を守ることにつながります。移住して来られる方の住まいを支えることは、その地域に新しい暮らしを根づかせることにもつながります。
そして、その土台になるのが職人の技術の継承です。技術は、言葉だけでは残りません。現場で伝え、育て、若い人材がそれを自分のものにしていくことで初めて次へつながります。今年の発表会では、新しいメンバーの姿を見ながら、あらためてこの流れを大事にしたいと感じました。外部環境は厳しい時代ですが、スタッフや職人を信じ、なんば建築工房らしく、家づくり、古民家再生、そして地域のまちづくりに全力で取り組んでいきます。これからも、昔の棟梁のように地域に必要とされる会社を目指して、一歩ずつ進んでまいります。