なんば建築工房
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肥え松と松明(たいまつ):秋季例大祭(鴻八幡宮)/倉敷

松明 (たいまつ)の中心部に肥え松
松明(たいまつ)着火後

なんば建築工房の下川です。

鴻八幡宮の例大祭のオオトリである、『岡熊だんじり』。

松明(たいまつ)に火を灯して、荘厳な雰囲気から宮下りが始まります。

岡熊地区の氏青(氏子青年)の先輩より、来年用に松明の焚きつけ用の木切れ(肥え松)を頼まれました。

『肥え松(こえまつ)』
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松の根株や枝のうち樹脂分が濃縮された部分(脂松・松根油を含む部位)のこと。
そのまま削って松明に使うと、強い炎を長く保つことが可能で、灯りや神事の火種としても用いられました。

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肥え松は、手に入りにくいので1年がかりで探していきます。

弊社は、ハレ(非日常)である『お祭り』とケ(日常)である『日常の生活』を担う『建物』の両方に携わる会社となります。

日常(ケ)があるからこそ、特別(ハレ)が際立ち、ハレの日があるからこそ、ケの生活に意味が生まれますね。

これにて、『お祭り』5部作は終了です。

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