なんば建築工房
スタッフブログ

マンションリノベ ― 茶室や古民家リノベーションの魅力

皆さんこんばんは。倉敷市の工務店、なんば建築工房の代表の正田です。

本日は今月絶賛工事中の茶室や古民家リノベについてお話いたします。

東京のマンションにて「一室を茶室に改修する」工事が進行しています。

先日のブログでもご紹介しましたが、工房での仮組みを経て現地での組立や細かな調整を重ね、いよいよ完成に向かう段階となりました。

真夏の厳しい環境下にも関わらず、一切妥協せずに黙々と手を動かす職人の姿には頭が下がる思いです。地方の工務店が持つ技術や経験が、都会のマンション空間に新しい価値をもたらしている現場です。

暮らしの中に「別世界」をつくる

今回のように日々の生活の中に茶室や古民家の意匠を取り入れると、日常が大きく変わります。障子を通すやわらかな光、土壁の落ち着いた質感、無垢材の香りや手触りは、現代的な建材では得られない心地よさを届けてくれます。
マンションの一室が、茶室や古民家の空間などにすると趣味の部屋や書斎など心を整える空間にすることも可能です。

こうした茶室や古民家リノベーションは、個人の住まいに限らず、最近では倉敷の美観地区やその他地区でもホテルの一室や古民家の再生をする事例も増えていきました。

古民家の宿泊施設の事例はコチラ

◆下津井宿風待汐待/倉敷市下津井

◆滔々 蔵の宿/倉敷市美観地区

非日常を演出する和の空間は、国内外の利用者にとって忘れられない体験となり、実際に古民家の梁や建具を再利用した客室は重厚感と温かみがあります。単なる宿泊ではなく「文化に触れる時間」を提供できる点が、多くの宿泊業者から注目されている理由です。

伝統と現代をつなぐ設計

なんば建築工房は創業138年、代々受け継がれた「手仕事の技」を守りながら、新しい挑戦を続けてきました。古材再利用の梁や欄間、建具を活かすことで、建物に宿る歴史を継承しつつ、現代の暮らしに適した設計を実現しています。
たとえば、再利用した梁は勾配天井や吹き抜けにすることで古材が見える空間にしたり、古材をカットしテーブルやイスに加工する、また、欄間や建具を利用することで職人の手仕事が入った落ち着いた空間に仕上げます。

茶室や古民家リノベーションは、単なる改修や内装工事ではありません。文化を次世代に伝える活動であり、暮らしや空間に新たな価値を吹き込むものです。
なんば建築工房はこれからも、伝統と現代を融合させた空間づくりを通して、多くの方の暮らしに「豊かさと特別な時間」をお届けしていきたいです。