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会長インタビュー

Vol.22 図面を考える手順

家を建てる際は、平面図、立面図などの設計図面を作成します。
図面を考える手順について語ります。

四代目主人・難波 恭一郎のインタビューです。
2016年頃の古い映像ですが、参考資料として公開いたします。
文字起こしは意訳を含みます。ぜひ動画もお楽しみください。

[赤字] インタビュアー
[黒字] 難波会長

図面を考える手順について教えてください。

図面を書く段階で、すでに平面図はできていて立面図もできています。平面図を決めるとき、立面図から平面図を作る場合もあるし、逆もある。ですが往々にして、きちっとはまってくるのは、平面図も立面図も同時にできるのが一番いいですね。平面図ができて、後から立面図を考えるとなかなか良いのができにくいと思います。

それはどうしてですか?

立面図にあわせて平面図を考えるから、その方がすんなり入る。平面図に無理がなければね。たまたまこういう立面図がいいなと思いながら平面図を書いてると、同時にぴしっと合う時がある。その家はいいバランスの家ができる。

次に単線で、高さ関係をおさえていくんですね。一階高さ、床の高さ、二階の高さ、屋根の上。まず単線でかいてから、そこからまた決めていく。

それはお客様との話の中でコンセプトなどを決めていくんでしょうか?

話のなかで、写真を見せられて、私こんなイメージの家が好きなんですと、外観のイメージをもらったりするじゃないですか。この敷地とだったら合いますね、といいながら平面図を作っていくと、自然とその立面図になってくるんですよね。