なんば建築工房
スタッフブログ

築100年超 岡山市の古民家にて現況調査を行いました


近年、岡山市でも古民家リノベーションを検討される方が増加しており、同時に現況調査のご依頼も増えています。

古民家は一棟ごとに状態が大きく異なり、
・直せば活かせるのか
・大規模改修が必要なのか
・建替えも含めて検討すべきか
を判断するには、事前の調査が不可欠です。

そのため、なんば建築工房では33,000円(税込)の有料現況調査を行い、古民家鑑定士
「なんとなくの判断」ではなく、根拠ある計画づくりを大切にしています。

現況調査は単なる点検ではなく、今後の暮らし方と建物の可能性を見極めるための「判断材料」です。

今回の岡山市の築100年超の古民家でも、下記20項目を中心に調査を実施しました。

■調査項目(全20項目)

  • 建物の推定築年数
  • 建物面積
  • 建築構法
  • 外壁からの雨漏り
  • 外壁材仕上げ
  • 外壁材改修履歴
  • 開口部(窓・建具)
  • 基礎
  • 基礎周辺
  • 屋根からの雨漏り
  • 屋根仕上げ材
  • 屋根仕上げ材改修履歴
  • 内部改修履歴
  • 内装仕上げ
  • 水廻り
  • 蟻害(シロアリ被害)
  • 腐朽
  • 壁面傾き
  • 外部工作物(塀・庭など)
  • 居住状態

■調査のポイント

各項目について、以下を目視を中心に確認します。

  • 使用されている素材(木材・土壁・瓦など)
  • 劣化状況(腐朽・雨漏り・傾きなど)
  • 過去のリフォーム履歴
  • 今後リノベーションが必要かどうか

さらに、
・劣化箇所は写真で記録し、状態を「見える化」
・ 外観・内部・水回りまで幅広くチェック

することで、現状を正確に把握します。


■現況調査のその後

調査結果をもとに、

  • 改修で活かすのか
  • 性能向上リノベーションを行うのか
  • 建替えが適切か
  • 解体も含めて検討するか

といったご家族様との「方向性の作戦会議」を行います。


古民家は「見た目」だけでは判断できません。

だからこそ、 現況調査 → 判断 → 計画という順番が重要です。

岡山で古民家リノベーションをご検討の方は、まずは現状を知ることから始めてみてください。


古民家鑑定士が15名在籍する、なんば建築工房の「古+民家リノベーション」。
ぜひこちらの特設サイトもご覧ください。

同じテーマの記事

床下から始まる家づくりの知恵 ~シロアリ被害を防ぐには~

先日、なんば建築工房のショールームに少し変わった材木が仲間入りしました。それは、なんとシロアリに食べ…続きを読む

岡山市 en.organic リフォーム完成

当社の施工事例がまた一つ増えました。今回は新築・古民家リノベではありません。 そうです、テナント改装…続きを読む

書院と欄間。壊されゆく古民家の再利用。

なんば建築工房代表、(一社)全国古民家再生協会 岡山第一支部長の正田です。 本日は少し、シリーズお休…続きを読む

同じテーマの記事をもっと見る