『カリン(果物)』と『カリン(銘木)』の違い/倉敷市
こんにちは。
倉敷市の工務店、なんば建築工房の下川です。
弊社の所有する土地に生えている『カリン』の木があります。
今回は、『カリン』と『カリン』の違いについて、話をさせて下さい。
「果物のカリン(バラ科)」と「銘木のカリン(マメ科)」と別物になります。
〇カリン (果物 バラ科)
- 特徴:洋ナシのような形で、鮮やかな黄色に熟します非常に硬く、強い渋み(タンニン)があるため、生食には不可
- 利用方法:主に加工して利用
- カリン酒: 果実酒として利用
- はちみつ漬け・砂糖漬け: シロップにして水やお湯で割って飲む
- ジャム・砂糖菓子: 煮詰めてジャムなど
- 効能::いにしえから薬用として知られ、せき止めやのどの痛みを和らげる効果(ポリフェノール、ビタミンCなど)。
〇カリン (銘木 マメ科)
- 特徴:東南アジア原産のマメ科の広葉樹
心材は赤みを帯びた美しい色合いが特徴で、耐久性・耐水性に優れています - 利用方法:
- 家具・一枚板:その美しい木目を活かして、テーブルなどの家具や一枚板として利用
- フローリング・内装材: 床材や羽目板などの建築材として利用
弊社の倉庫には、『カリン』の板が在庫としてあります。
テーブルなどの家具や一枚板に『カリン』を採用してみてはいかがでしょうか?