【社長ブログ】家づくりは“チーム”でつくるもの。社内研修で気づいた「姿勢」と「任せる力」
先日、なんば建築工房では社内研修を行いました。
テーマは「職場のリーダーに求められる統率力の向上」。
現場を支える監督や職人、そして事務所スタッフが一緒に学ぶ時間となりました。
技術だけでは成果は生まれない。大切なのは“取り組む姿勢”
家づくりには多くの技術と知識が必要です。
しかし研修で改めて感じたのは、技術の前に「姿勢」が結果を大きく左右するということ。
たとえ良い学びの機会があっても、受け取る側の姿勢が前向きでなければ吸収されずに終わってしまう。一方、姿勢が整っていると「どこに活かせるか」「現場で試してみよう」と自然に変換され、成長が加速します。
成長の差は「才能」ではなく「姿勢の差」。
これは家づくりにも、現場マネジメントにも、すべてに通じる本質だと感じました。
マネジメントの本質は「任せること」と「信頼すること」
今回、私自身にも深い気づきがありました。
それは、社長の役割は自分で手を動かすことではなく、スタッフや職人の力を引き出すことだということ。
正直に言えば、私は「自分がやる方が早い」と思ってしまうタイプです。
しかしそれでは、スタッフや職人が育たない。
そして同時に、会社としての力も強くならない。
家づくりは、一人の力ではできません。
広報
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すべての役割がリレーのようにつながって、お客様の住まいが形になります。
つまり、家づくりは“チームプレー”。
そしてリーダーに求められるのは「任せる勇気」と「信頼して見守る覚悟」だと感じました。
倉敷や岡山で、これからも地域に根ざした家づくりを
私たちなんば建築工房は、倉敷・児島・下津井を中心に、
地域に根ざした工務店として家づくりと古民家再生に取り組んでいます。
職人の手仕事を大切にし、家の性能や居心地、そして暮らしの文化までを受け継ぐ家づくり。
そのためには、スタッフ一人ひとりの成長とチームとしての連携が欠かせません。
今回の研修は、技術以上に「人としてのあり方」を見つめ直す時間となりました。
これからも、
お客様にとって安心で、
地域にとって誇れる、
そして職人が胸を張れる、
そんな家づくりを続けていきます。
株式会社なんば建築工房
代表取締役 正田 順也