なんば建築工房
スタッフブログ

岡山市 お引渡し完了 引渡しの流れは?そもそも何をするの?少しお家もご紹介

岡山県倉敷市にある工務店、なんば建築工房の山﨑です。営業として、お客様の想いをカタチにするため、設計士・監督・職人といった専門チーム(作り手)との【架け橋】となれるよう日々精進しております。

今回はお家が完成したら、引越しの前に行う「お引渡し」について事例を基にご紹介をいたします。

最後は少しお家のご紹介も写真を交えて掲載しておりますので、是非最後までご覧ください。

目次

■お引渡しの日程を決定する

■お引渡し当日に向けての準備

■お引渡し当日「まさに先日お引渡しを迎えました」

■なんば建築工房だからできるひと手間をご紹介

お引渡しの日程を決定する

工事の後半になると、終盤の工程を確認しながらお引渡しの日程を決めていきます。施主様の引越しの予定や購入される家具・家電の搬入の日程など、お引渡しの日程が決まらないと決められない日程は沢山ありますので、まず「お引渡し」の日程を決定します。我々はその日に向け、工事の完了を目指します。

お引渡し当日に向けての準備

①工事の完成はもちろんのこと、お引渡しに向けて最終確認と調整を行います。社内検査を実施し、仕上がりや汚れが付いていないか、設備の機能面に支障はないか・傷等全体チェックを行います

②それぞれの設備には「取扱説明書」が付いており、付随して試供品や保証書全ての書類をまとめます

③お金の清算書、引渡証明書、申請を要した場合はその書類一式(副本の場合もあり)等々書類の準備いたします

④電気・水道を仮設から本契約へ切り替えます(時と場合で時期は要相談)

これらの準備を経て、お引渡し当日を迎えます。

お引渡し当日「まさに先日お引渡しを迎えました」

先日丁度お引渡しという特別な節目を迎えましたお客様の事例を基に、お引渡しで何をする?をご紹介いたします。

まずは鍵のお渡しです。工事用キーから、施主様の実際に利用する鍵へ変更します。やることは単純。本設キーを差すと工事キーが使用できなくなるのです。考えられていますよね、毎度の如く皆様関心されておられます。笑

今回は何か所か鍵を設置している場所がありましたので、ご夫妻それぞれの場所をして頂きました。工事用キーが利用できなくなる瞬間もご覧頂き、鍵のお渡し完了です。

設備関係、保証関係、商品登録への誘導、沢山の説明がありお客様が我々のお話を聞いて頂く場面が多く非常に大変です。なので最近はよく言います。説明書をご覧頂くか、メーカーさんが出している使用方法の動画をご覧頂くか、youtubeをご覧頂くか…。最後の「youtubeをご覧頂くか」は冗談交じりなトークとしてお話します。笑

今回は浄水のカートリッジの設定を一緒にしました。また最低限の説明は山﨑もできますので、もしわからないことがありましたら何なりとお申し付けください。

※写真左上の半透明のファイルが、取扱説明書の一式となります

ペーパーホルダーやタオル掛けも取り付けました。事前に確認できる場合は、お引渡しまでに取り付けを完了している場合もございます。当日皆様がそろうタイミングで一緒に決めることもございます。重量のあるものを設置したい場合は、事前に下地を仕上げの内側に仕込んでおくことを”おすすめ”いたします。仕上げ工事の前にご相談ください。今回も玄関まわりへの下地、TV壁掛けのための下地、トイレ周りの下地等々、しっかりお打合せできておりましたので安心です。

※ペーパーホルダー取付中 取付位置の推奨は便器の先端がペーパーホルダーの先端だとか。

お家を計画するタイミングでは、なかなかお引渡しやその後の流れについて考える余裕が無いことが多く、今回の投稿で「お引渡しってこんなことするんだ」とご覧頂けましたら今回のご紹介は成功です。具体的に気になることや、このような場合はどう?などご質問はいつでもお問い合わせください。

そんなピンポイントなお話でもお問い合わせはして頂けます。

せっかくなので、このお住まいの・・・

なんば建築工房だからできるひと手間をご紹介

(お客様が一目で見て分かる、分かりやすい場所紹介編)

以前までのお住まいで愛着のあった障子の紙を張り替え、新たな場所で活きます。すなわち、既存の障子から窓のサイズは決定しているのです。カーテンにはカーテンの良さがありますが、障子には障子の良さがありますよね。

別のお部屋でも採用しております。障子の前に、少しの幅のカウンターを配置することで、少しの作業や一時置き出来る便利な場所、その目の前が障子として目隠しにもなり、時間によっては照明の代わりとなる自然光を取り入れ、字を書くこともできます。

障子は新しいものも製作しております。リビングとしても使え、個室としても使える和室との境は、この新しい障子で仕切ります。

これまた、以前までのお住まいで存在感のあった欄間を新たな場所で利活用しております。欄間にアクリル板を設置し、背後に照明を設けることで間接照明の役割と欄間のデザインを主張できる一石二鳥です。せっかく間接照明を設けるなら木を照らしたい、そんな想いが天井や背後の壁に現れております。

お客様が以前までのお住まいで生きていた素材を新たな場所で生かすこともなんば建築工房ではできます。またなんば建築工房でも、価値ある古き良きものは古材倉庫に沢山ございます。ご興味ある方は、以下のページをご覧ください。

では、今日はここまでにしておきましょう。お引渡しという特別な節目に乾杯です。

ご覧頂きありがとうございます。

今日も一日、皆様にとり楽しい一日になりますように♪