なんば建築工房
スタッフブログ

【高校生左官志望のインターン受け入れ】職人の技を次世代へ

日本の伝統的な家づくりに欠かせない「左官」。
特に私たちなんば建築工房が手がける古民家再生自然素材を使った家づくりには、左官職人の手仕事が不可欠です。

しかし、年々その担い手は減少しています。
そんな中、左官職人を志す高校生2名が3日間の日程でインターンシップに参加してくれました。


土壁の左官体験。初めてながらもコテ返しができました。

実施したインターンシップの内容

今回のインターンシップでは、以下の内容を実施しました。

  • 会社案内と古民家再生の取り組み紹介
     →下津井の町おこしや伝統構法、自然素材の重要性について学んでいただきました。
  • 実際の施工現場の見学
     → 左官が活躍する現場を間近で見学し、リアルな空気感を体感。
  • 壁塗り実習
     → 現在整備中の「住まいの体感スタジオ」。その外壁の土壁を自分たちの手で仕上げる貴重な経験をしてもらいました。初めての左官体験。もちろん上手くはいきません。ですがいつの日か彼らが今日の体験を思い出して見上げることができるように、あえてそのまま残しています。
  • 土木体験
     →基礎のサンプル制作として鉄筋を組んでコンクリートを流し込む土木体験をしました。
社員に教わりながら鉄筋を組んでいるところ

左官の魅力と、職人育成への思い

左官職人の仕事は、ただ壁を塗るだけではありません。
その土地の風土、素材の性質、そして住まい手の暮らしに寄り添った「手の仕事」です。

無垢の木や漆喰といった自然素材と向き合い、表情豊かな壁を生み出す技術は、まさに“住まいに命を吹き込む仕事”。
そしてそれは、古民家再生においても非常に重要な役割を果たしています。

私たちは、こうした日本の家づくりに根ざした技術を次の世代に繋いでいくことも、地域工務店の使命だと考えています。

最終日、社員との交流を図るランチ会。

若い力とともに、これからも

今回参加してくれた高校生の真剣な眼差しと、手を動かしながら覚えようとする姿勢に、私たちも大きな刺激を受けました。

将来、彼らが本物の左官職人として活躍してくれることを心から願っています。
そして、これからもなんば建築工房は、職人の技術と誇りを次世代へと継承する場を大切にしていきます。