【外観】
敷地が道路に面しており、格子をふんだんに使用したデザインに。
視線を遮断するだけでなく、町並みにしっくり馴染んでいる。
大屋根は少しむくらせて和を強調している。
玄関廻りに明かりが灯ると、外壁の漆喰塗りにも表情が出て、さらに印象を引き立たせる。
【外観・竣工3年後】
竣工から3年が経ち、外構が完成し、植栽も育った状態の写真。
味わいの深さは、無垢の木ならでは。
【軒裏】
無垢の木は風雨に晒され、少しずつ味わいを増していく。
【外観】
焼板と漆喰のモノトーンに、矢切格子など木のしつらえが安らぎを与える。
【アプローチ】
延べ石を渡り、玄関の洗い出しへと誘う。
【玄関】
2ヶ所ある玄関はそれぞれ表情が違い、良さもそれぞれ。
玄関ポーチの足元にはデザインと汚れ防止を兼ねた瓦を貼っている。
【玄関ホール】
一歩入ると、式台と靴脱ぎ石の両方が。
それぞれお好きな方からどうぞ。
【リビング・ダイニング】
ダイニングから玄関を眺める。
表の通りまで見渡すことができ、空間に広がりを感じる。
【LDK】
キッチンカウンター上部には間接照明で空間をやさしく照らす。
ここにも格子を配し、キッチンとの境にもさりげない和のテイストを取り込んでいる。
【和室】
障子の向こうには微かに格子の影が。
上品な和の空間にうっとりする。
【浮造り】
無垢の一枚板は、木目を活かす浮造り(うづくり)に。
【手洗い】
トイレにある手洗い。
ガラスの照明器具が光を透かし、アクセントになっている。
渋い色目の焼物の鉢と合わせて、かわいらしい空間に。
【手すり格子】
廊下の手すりも職人による手造り。
少し古風なデザインで和空間のつながりを保ちつつ、階段へ光を取り込む。