格子小屋組みの日本家屋
- 新築
- 古民家再生

田園地帯に建つ、落ち着いた日本建築です。
まず印象的なのは外観に活かされた、格子組みの梁。
切妻屋根の母屋と、渡り廊下で結ばれた離れの入母屋屋根が調和し、落ち着いた印象と共にどっしりとした風格を兼ね備えています。
外壁や腰板に杉の白板を張っている点も上品な印象に仕上がりました。
内部は平屋でありながら、ケヤキの丸太や松の木組みを存分に味わえる勾配天井のリビングをはじめ、土壁塗りの縁側、和紙貼の建具など落ち着いた空間で す。
また、構造は当社独自の土壁外断熱工法を採用し、200年住宅(長期優良住宅)にも対応する耐久性や耐震性、省エネルギー性を高めた仕様となっています。
【母屋外観】
切妻の母屋の新築工事と、入母屋の離れの改築。
入母屋の迫力に負けないよう、切妻の母屋には、格子の小屋組みを外部の意匠に取り入れた。
妻壁の格子小屋組みを活かし、玄関の軒は、重たい印象になり過ぎないよう銅板葺きですっきりとした印象に仕上げた。
【 格子小屋組みの日本家屋】
- 設計/施工
- なんば建築工房
- 撮影
- 2009年