アオタカゼの家

［外観南面］写真は6月、田んぼに水が入る前です。イメージしにくいかもしれませんが、周辺に田んぼが広がり、青い稲をなびかせる涼しげな風が吹く場所に建つ家…ということで　青田風の家　としました。

［外観南面］軒を出して、ウッドデッキを。手前の畑で作業するおばあちゃんとのコミュニケーションの場に。

窓は風景を眺める事を重視するのか、採風・通行を目的とするか、割り切った計画。タイトルの風の取り込み、通り抜けを促せるよう天窓（北面）の設置へとつながります。

［外観北面］

北面に接道のある土地

北面を一面焼板とし落ち着きのある雰囲気を表現しています

玄関ドアの内外で天井が連続して見えるようにしています。正面には田・畑が見える窓。天井高さが低めなので、圧迫感が無いように。

天井高さを2200㎜に。圧迫感が無いようにダイニング部に吹抜け、畳コーナーには視線の抜ける窓を。窓からの風景は子供が好きな電車を眺められるように。

畳コーナーの高さは、ダイニング・リビングに座った人と目の高さが近くなる様に。腰掛けにもなる様に。

ダイニング：青田波が見えたら、窓を開け放って風を取り込みます。

こちらの大きな窓は景色を眺める専用の窓。

思い切ってFIXに。採風は上のすべり出し窓や、その他の窓に委ねます。

時にはスクリーンを下ろしてプロジェクター投影を。

２階階段回り：トップライトを階段上部に設け、採光・頭頂部付近に溜まる熱気抜き。

手前はみんなで使うPC・プリンタコーナー。奥のスペースは将来的に趣味コーナーになるとか、ならないとか。