Vol.2 信頼できる工務店選びのポイント

大工と職人の連携が良い家を創る。
難波社長が信頼できる工務店選びのポイントを語ります。

 


                                                                                    [青字]インタビュアー [黒字]難波社長

 

 

そうすると現場監督っていうのは御社には

 

そりゃ、おりますよ。おりますけれども限られた、ポイントにやり方を打ったりとか、材料を多少言うたりとか、ゆうことであって、うちの現場監督のやり方と、私が現場監督する時もあるんですけど、私は大工に全部やらせます。
「板金屋よべ」、「電気屋よべ」、全部大工から電話さすんです。材料も自分で、向こうが聞きますから、「これは何使う」ゆうたら「これ使え」、材料も何本いるは「おまえから電話せえ」。ゆうてやらした方が、大工も知識がついてくる。それをやりゃやるだけ愛着がもっとわく。で自分が電話した以上は自分が的確に指示をだす。ゆう考えをもっとるんです。けど、これらはいつまでたっても自分でやって、えらい多ゆ発注したり、こねたり、いろいろやりよります。まあまあ、いずれ分かるわい思うてるんですけれども。だから大工を育てたらもうものすごい良い所があるんですよ。大工を育てる、つまり、職人を育てると。職人教育は何モノにも代えがたい。なら現場からのクレーム、仕事のクレームがなくなる。この前なんかでもただ一軒総社でやっとった。下塀をバーッと塗った。左官が粗かって、怒り飛ばしたわけですわ。「そんなんやったらもう帰ってくれ!」ゆうて。左官をね。そのあとからはまあまあきれいにきちっと塗りだした。それは現場監督じゃわからん。自分がやってない、見慣れてない。しかし大工と左官なんかはしょっちゅうやっとるから、左官を見たら「あ、この左官はどれだけの技量じゃ」ゆうのは見抜きますから。ならそのつもりで注意するし、良いですよ。言うてくれるから悪いところが一部分で済んだというね。事実最初にやった分がクレームでごちょごちょよおりますよね。そんなもんですわ。

 

施主さんからの要望も大工さんがきくんですか。

 

私に言うときもありますし、職人に直に言う場合もあります。ほんなら職人が「こうこうて言おるけど」ゆうて。「ならしてあげえ」と。だから良いとこだらけなんですよ。職人を育てるゆうのはね。そういう意味で育てるゆうのは。良いところだらけ。これが外注だったらもう関係ない。木工事だけで請け負うとるから他のところは一切見んでしょ。後先を考えないね。

 

そういうふうにそこまでいろいろと幅広くやってるところは少ないでしょうね。


ええ、ですから常用でやらしとるゆう事自体が少ない。だからそれも利益追求なんですよ、会社のね。外注で渡すゆうことは、会社の利益を渡した時点でもう利益を約束されとるでしょ。あとなんぼかかっても関係ねえんですから。利益追求。それ以外なにものでもない。仕事の良し悪しはもう二の次ですよ。次に安うて腕が良いゆう人を、今度出たら、それまたやらしよるわけで。利益追求が先ですよね。私は技術追求が先。それでどうやったら、利益がもういっこついてくるじゃろうかと考えるんですよね。これ大変大きな違いがあるんですよ。どちらを優先さすかで。もう天と地の差があります。それだけはかたくなに守ってきとるつもりです。今までしんどかったのも、そのせいです。言えいうから言うただけであって、こんな事言うた事ないですよ。けど、それだけは守ってきた。それ以外何モノでもありません。

 

利益追求より技術追求ですか

 

それで利益はあとからついてきます。技術を認めていただいた人から、受注をもらうわけですからね。

 

うちみたいな工務店たくさんあるんですよ、たくさんあります。工務店で建てるんが一番まちがいない。それでデザインとかそうゆうメンテナンス云々、それが揃うたところがね。往々に腕の良いところはね、メンテナンスなんか、来ませんよ定期的には。来ないけれども電話一本で「ここが悪いんじゃ」ゆうたら必ずきてくれます。それは職人として当り前のことですよね。自分がやったもんが、調子が悪いゆうたら直しに行くんが当たり前。そうゆう工務店に頼みなさいよゆう。それが一番安くできる。正味のものをしてくれますよね、お金に対して。しかし工務店でも質の悪いのはたくさんおります。もう本当に。だからそこの見分けですよね、どこで見分けるか。ですね。だけど話をしたら大体・・・でも素人さん知識がないから丸め込まれるんかなぁ。だから、話を問いかけて。施主さんも勉強せにゃいかんですよね。で勉強した上で、それで投げかけた答えが、その正解の答えがきちっと返ってくるかどうか。そうゆうところで見分けるしかないでしょ。それと、あとは建ったもの。建ったものを見る。展示会だけじゃだめです。やっぱり10年20年30年たった家を見る。これなんかも見分ける良い例でしょうね。「展示会しよりますから来てください」、そこへ入って見る。そりゃ悪いのは絶対見せませんもん。じゃなしに、他にどこどこ建っとるか、それを見て、歩いて、評判聞けば一発ですよ。かえってその方が早いかもしれんね。で、気になったらその施主さんのとこに直に聞く。なら「あぁ、やめときなさい!」ゆうか、「あぁ、良いですよ!」ゆうか、もうどっちかですよ。そうゆう人に聞くのがもうベスト。

 

建ってしばらく、10年20年・・・20年は長すぎるか

 

いやいや。20年は下でたたんと、良さが出てきませんよね。20年ぐらいから違いがでてきます、はっきり。本当の家と。お化粧した家なのか、スッピンの家なのか。20年で差がでてきます。床が光りだすか、逆に床がシワシワになるか。20年30年ですね。そこで、自分はどれを要求するか。30年ゆうんが良いサイクルじゃろうな。ぐらいの家を見るゆうのは。

なんば建築工房のこと|会長インタビュー

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