Vol.7 外断熱工法のメリット

 

外断熱工法の特徴、性能、利点は何か。
難波社長が外断熱工法を推奨する理由を語ります。

 


                                                                                    [青字]インタビュアー [黒字]難波社長

 


外断熱vs内断熱と言いますか、それぞれ特徴があってですね、御社のやってらっしゃるいろんな工法がありますが、それぞれにどんな特徴があってどういう風に考えていくべきかというところから、お伺いできればと思います。

 

外断熱と内断熱。ま、両方とも良いところ、悪いところがあります。
内断熱といわれるものについては、施工が簡単であると。しかし、断熱係数といいますか、率から考えると外断熱の方がいいに決まっているということですね。同じ厚み、同じ材質で比べた場合はですね。
外断熱の場合は当然、気密性がいいと。断熱が完全にいくということですけれども、やはり柱の外に断熱をかましますから、その厚み分だけは外壁を持ち出すことになるわけですから、それに対する施工性能といいますかね、手間がそれだけかかるという。もう単純にそれだけですね。

 

よく外断熱にするとズレちゃったりとかですね、ゆう…

 

その恐れはあります。ですから今各メーカー、今度は金物関係でこれだけ持ち出すと、それでは平米60kgまでOKだというビスも出ておりますので、そういうものを使うとか。それからやむを得ず断熱と断熱の間に横桟、補強桟を1本入れると。直接ビスの力を柱に伝える、という意味で断熱と断熱の間に補強桟というものを入れて支持力を持たすと、外壁の支持力を持たすという工法をとりますね。

 

そのあたりは明らかに、外断熱の方が、良いという。

 

そりゃ性能からいうと良い、絶対にいい。ですから私の考えですけれども、屋根から受ける熱射量というのはものすごく大きいですから、屋根面については必ず外断熱にするべきであるということは言えると思います。壁からの熱射量いうものはさほど、屋根ほどはありませんから。壁の場合は内断熱でも良いんじゃなかろうかなと。それはもう単価とか、施主様がどこまでの数値を要求されるかによって判断するんですけれども、地域特性ゆうのがありますから、北海道とか東北の寒い地区とか、沖縄の暑い地区とかいうのであれば、これはまた別の話になります。ただ、ここは瀬戸内の温暖な地域でございますから、そのへんのところを施主さんと話し合いの中で、どういう工法をとるか。ですから、うちは「外断熱が絶対である」とか「内断熱が絶対である」ではなしに、「こういう家の造りであれば、内断熱の方が単価的に有利ですよ。性能は少し落ちますけれども」というようなところでの話合いになろうかと思います。

 

(断熱材で)だいたいこの程度のものを使っていたらOKだとか、そういうのは何かありますか、現状

 

私はグラスウールといいますかロックウール関係というよりも、硬質ポリウレタン、ウレタンボードといわれますが.、そういうものを使っております。商品名でいえば、アキレスボードとか旭化成のネオマホームですか、それの40mm以上という考えはもっております。

 

そのあたりは、使っている断熱材というのは各社の考え方によって、でしょうけれども、その材料を使っていれば、入れさえすれば安心というわけではない?

 

使うというよりも、断熱材の一番大事なのは入れ方なんですね。内側手に密着していれるのか、外側手に密着して入れるのか、必ずその素材に対して密着ということを必ずやっておかないと、そこへ隙間を生じさすと、結露という問題が発生すると。ですから、断熱性能が良いから使ったいうんだけでは無しに、施工をどちら側手に、密着させて入れるのかというのが、一番大事なことなんですね。ですから、その入れ方さえ間違わなかったら、何でも断熱性能はあるんですけれども。なぜそれを私はそういうボードといわれるものをやるのかというのは、密着性能が板状のものですから、建物は平面的なものが多いですから、ほんなら密着性能が良いじゃないですか。ですんで、私は今のウレタンボード、硬質ウレタンボードといわれるものをやると。ロックウール系のその繊維系のものをやるというのはどうしても隙間が起きやすいし、ズレやすい。ズレるとそこへ空間が開くと、いう事ですね。

 

たとえば密着して施工したとしても、あとでズレたりするわけですか。

 

ですからそれは止めていくわけです。たとえば、外断熱の場合はもう問題ないわけですから、施工性能も確実性がありますから問題はないんですが、内断熱の場合は柱の内側手に密着さすいうことはまず不可能ですね。で、柱の内側手、仕上げ面側に断熱材を入れるゆうことは、例えばコンセント、スイッチ関係、当然穴開けますね。そうするともうそこで断熱が切れるわけですね。そこから冷たい空気が入る、結露になると。ですから内側手に入れる場合には、外側手に密着させて入れると。いうのをきちっと注意して入れなくてはダメですよと。

 

それは図とあわせて描いたものって何かありますか。

 

それは何かあるでしょ。断熱の

 

施工方法?

 

施工方法。

 

そのあたりは意外に施主からみると、チェックしづらいところですよね。

 

そうですそうです。それからいろいろの注入の断熱なんかもあるんですけれども、あれなんか開けて見るわけじゃないですから。塞いだところへ上から流し込むんだからなんかの関係で詰まったら、全然入ってないところもあるわけで。そういうなかたちもありますので、確実性ということで私はボードというものを使っておりますね。今のは、アキレスなんかでそういう話をしたら、そういうものを送ってきてくれる。一般のロックウールとの違いとかね。正しい断熱いうことでどう結露するかいうのは、そういうものはあります。分かりやすく説明したものは送ってくれると思います。

 

結露っていうのは、正しく施工していっても、なんぼかはするものなんですか。

 

正しくしておくと、無いでしょう。無いでしょう、無いでしょう。結局温度差で、水滴がガラスにつくと。あれと同じ現象になるわけですから。そこは温度が逃げて出入りがある、温度差があるところに結露するわけですから、断熱がきちっといっておけば、そこには結露は普通はないという事は言えます。

なんば建築工房のこと|会長インタビュー

ページトップへ