お客様の声

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瀬戸内市 H 様

器が決して主張しすぎちゃいけないんですよ。素材の良さが活きるようにしてあげると長くつきあえるんです。焼物も家も同じなんですよね。

 

 

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setouchi_h01_img02.jpg瀬戸内市長船町にお住まいの星様は全国で個展をされておられる備前焼作家さんだ。30年前に「焼物に最適な地形を探したら」長船にたどり着いたとの事。今でも個展の季節は東京で滞在される事が多くだからこそ落ち着いて創作活動ができる環境をそして今回は東京にお住まいのお父様と長船町で同居されるために新築を検討することになった。「土壁」「和」「木の家」という切り口で建築会社を探したところなんば建築工房に出会い最初の話でほぼ決定したという。「私の作品に対する考え方となんば建築さんの家づくりがぴったりあったんですね。だから最初に"私はこんな想いで作品をつくっている。"と随分、語りました」との事。共感した双方の想いとは?詳しく伺った。

 

もくじ

 

  1. 地形が焼物に適していたので訪れた長船の町。
  2. ほとんど最初で決める気持ちになった難波社長との出会い
  3. なんば建築と設計士の建てる家との違い
  4. 差別化は目に見てわかるものなのか?
  5. 自然にある素材と現代技術がもたらすもの
  6. この風景が一番のごちそうかも知れませんね。

 

1.地形が焼物に適していたので訪れた長船の町

 

■いつ頃岡山にはいらっしゃったのですか。

 

ご主人様:30年前に東京から備前焼に適したところを探したらここ(長船町)だったという事ですね。土地の形状がちょうど坂になっているでしょ。この角度が釜にちょうどいいですんよ。だから気に入ったわけです。
 

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■鳥の声がさえずり木々の触れ合う音が心地よい上に広い池を一望にできる風景が素晴らしいですね。

 

 

※周辺の音の感じを少しでも感じて頂くために動画をとりました。画像は携帯のためきれいではありません。お許し下さい。クリックすると小鳥のさえずりが聞こえます。よ~く耳を澄ましてください。


ご主人様:最初はもちろん、こんな感じではなかったんですよ。次第に町の開発によって整備されてきて私のところに とってはごちそうのようなよいロケーションになりました。仕事、終わってウッドデッキでごろんとしながら外を眺めるんですよ。気持ちいいですよ~。

 

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2.ほとんど最初で決める気持ちになった難波社長との出会い

 

■ウッドデッキがあることがこれくらい活きているところも希少ですね。ところでなんば建築工房と出会ったきっかけをお聞かせ下さい。

 

ご主人様:知人が”和風の家を建てるんだったらなんばさんはいいよ”と聞いたんです。それでホームページ見て良さそうだったから電話してみたんです。それで最初、難波社長にお会いしました。
 

■第一印象はいかがでした??

 

ご主人様:ものづくりや技術に対する考えがすごいなあと思いましたね。

 

■どういう点ですか?

 

ご主人様:職人を育てるためには外注で下請ではなく固定給で常用でなければ安心していい仕事ができない。また職人を育てるために職人の技術が活かせる家作りを提案する。そうすれば伝統技術も伝承されてくるといった話を聞かせて頂きました。

 

■お聞きになってどのように感じました?

 

ご 主人様:実は私のものづくりにも通ずる部分がすごくあったんですよ。流行や効率だけではなくて昔からあるものや考え方をなるべく活かして表現していく、そ れが時間や手間がかかって利益には繋がらないことが仮にあっても本質を伝えていくということですよね。私も効率主義、売り上げ至上主義の現代にとって非常 に大事なことだと思っているんです。だからその時点では実際になんばさんが建てている家はみていなかったんですが”もうお願いしたい”と考えていたように 思いますよ。

 

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3.なんば建築と設計士の建てる家との違い

 

■他の建築会社は検討されたのですか?

 

ご主人様:突っ込んだ話までは行ってないけどみるのはみましたよ。設計事務所の家でなかなかセンスが良かったですね。へぇと驚くような工夫もたくさんあってね。確かによく考えているなあと思いました。あの設計事務所がうちの家を設計されると変わってくるんでしょうね?

なんば建築工房 正田:設計士さんとうちとの違いはなんば建築は「機能美」を大切にしているところなんです。大黒柱などは構造的に本当に必要なところに使 う、決して木をみせるためには使わないんですね。デザインありきの奇抜さは不自然さを感じると思うわけです。木そのものがデザインだと思うんですよね。だ から主張しすぎず、素材の良さを活かしたいと思うんですよ。

ご主人様:そうそう私の作品もそうなんです。湯飲みはただの湯のみなんです。「デザインしました」という必要はないんですよね。花瓶は花がきれいにみえないといけないんですよ。だから素材を活かしたほうがいい。昔はいろんなことをやったんですがね、なんか違うなと思ったんです。シンプルな方が飽きが来ないんですよ。長くみていられるんです。手間がかかるし一つの単価で言うと高くなるんです。だから効率的ではないんですけどね。心を動かされないわけです。
だから素材を選んだりひとつひとつ準備するのが膨大な時間がかかるんですよね。地味な作業ですよ。でもね、そういうことが活きてくる、感じてくれる人がいると思ってやるんですよね。だからなんばさんの職人さんの話を聞いたりすると"ぞくぞくっ”とくる感覚があるんですよ。
 

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■ではそれからはとんとん拍子で話が進んだというわけですか?

 

ご主人様:それがね、こちらは意思は固まっているんですがなんば建築さんがなかなか具体的なプランや契約の話をしてくれないんですよ。最初はこれはわざとかなと思いました(笑)

正田:すみません。時々お客様からお叱りを頂くんですよ。わざと遅らせたりお客様を軽視しているわけではないんです。建物の工期もやはり平均して6ヶ月ぐら いはかかりますし打ち合わせを重ねていきますから時間もかかるんです。だからお客様には申し訳ないんですけど”そろそろ詳しくプランを詰めていきたい”と ご希望の方からお話させて頂いているのです。

ご主人様:そういうことなんですね。今、初めてわかりました(笑)

 

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4.差別化は目に見てわかるものなのか?

 

■家づくりを進めている中で"さすが、このあたりはなんばさんだなあ"とお感じになったことはありますか?

 

ご主人様:玄関周りは若いけど腕のいい大工さんがいましてね。鉋をかけても私もわかるくらい違うんですよね。鉋で削った木屑も緻密で丁寧な感じですね。ベテ ランの職人さんが彼を指して”コイツが来ると他の大工が嫌がるんですわ”とおっしゃっていました。実は今でも木屑を持っていますよ。そりゃ見事なもんで す。こういう大工さんが自分の仕事に誇りを持ってやっているっていいなあと感じました。正田さん、やっぱり機械で削るのと手でやるものとでは違うんでしょうか?


正田:鉋で触ると木が硬いのかどうか実感できるんですよね。触るとなめらかでね木が光っているんですよね。これが機械で削ったものか、手でやったものかの違いですね。みた感じの風合いも異なりますし実は将来の風合いにも差が出てくるんです。

 

■他に印象に残っていることありますか?

 

ご主人様:あえて言わなかったですけど天井にわからないくらいの傷がついて途中で天井を全てやりかえましたよね。あれはやっぱり気になった?

正田:そうですね。あの傷は職人が何かの拍子で道具があたってしまったんだと思います。もちろん、見方によっては照明器具で隠れるからさほど目立たないともいえると思います。あの時、職人や監督とも話したんですが”これではお渡しできない”という結論です。効率としては悪いんですがやはり自分たちが納得していないものが残っていくというのは駄目だし、それをやったらなんば建築工房じゃなくなると思ったんですね。私も入社したばかりの頃には社長によく怒られました。”おめぇはお客さんがええと言ってくれたらそれで済ますんか"自分たちの仕事の誇りはどこにあるのか”という事だと思います。最近はあまり怒られなくなったですけどね(笑)

ご主人様:そういう基準なんですか。なるほど。深いですなあ。

正田:うちが長く続いているのはそのあたりだと思うんですよ。今でも先々代が建てた家を、メンテナンスに行くことがあるんですよ。そうすると"いい仕事をし ているんだなあ"ということがわかるんです。だから世代を超えて仕事を依頼して頂ける、だから今、私も次の世代に渡すためにいい仕事、誇れる仕事をしてい かないといけないと思っているんですよ。
 

■他にはまだありますか?

 

ご主人様:玄関前の飾り棚の三幅(掛け軸をかける金具)、あれも手作りなんですよね。既製品を使うのかと思っていたら違っていましたね。

正田:これも現場監督や職人とも話して"この家でこの雰囲気で既製品のレールはないわな”となったんですよ。もちろん既製品を使う方が早く終わりますしコス トも違いますからね。でもやっぱり違うなとなったわけです。もしかしてこれがみんなと相談しなくてひとりの担当者だけだったらこの雰囲気になっていなかっ たかも知れませんね。その点、みんなで相談して進めるといい家になるんですよね。

 

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5.自然にある素材と現代技術がもたらすもの

 

■入居されて1ヶ月経ちますが住み心地はいかがですか?

 

ご 主人様:まず、化学物質の匂いが全くしないこ とですね。家の中の空気がきれいな感じがします。これは土壁の性能でしょうね。土壁のよさは以前、住んでいた 時も感じていましたからやはりいいですね。ただその時は土壁だけで断熱性はあまりよくなかったから暑いし寒かったですからね。それが今回は土壁に断熱材を 組み合わせているから快適ですよね。無垢材も気持ちいいですね。裸足が気持ちいいし、足にぺとぺとくっ付かないんです。
 

■他にこのお家で気に入っていることは何ですか?

 

ご 主人 様:ここからみる風景と机、テーブルですね。テーブルもなんばさんに作ってもらったんですけどね。もともとあった材木を加工してもらったんです。そりゃ見 事です。やっぱり大事にしようと思いますね。ごしごし磨いています。それとこちらからは何も言っていないんですがテーブルの中に私が作品につける焼印を掘 り込んでくれたんですよ。にくいことやりますよね。(笑)

 

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6.この風景が一番のごちそうかも知れませんね。

 

■本当に風景がいいですね ?

 

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ご主人様:風景をみるのが1日の終わりの習慣になっているんです。朝は5時くらいにおきて山を歩いてそれから昼は作業場で仕事して夕方にはここで風景見てご飯食べてお風呂…という感じですね。このロケーションのお陰で当分はこの生活リズムになりそうです。
 

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■最後に一言お願いします。

 

ご主人様:私の作品を説明して”こんな家にして欲しいんだ”と言っていたのを思い出しますが本当にその通りになりました。 なんば建築さんには家づくりの姿勢を通じて私自身、勉強させてもらったと思ってます。良かったです。ありがとうございました。
 

H様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

 

※ 取材制作:WISHパートナーズ 赤木浩二

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