岡山市 S 様

家づくりを体験する事でお互い本音を言い合えて真の”家族”になれたような気がします

種類別|新築

 

 

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和風の二世帯住宅を建築された関様。関様は家づくりの最初から完成まで細部に渡るまでをブログで紹介されています。そのブログの内容は質、量ともに充実されていて和の家を建てるのに「日本の和」の歴史まで調べあげているほど。徹底的に比較検討し、考えた末になんば建築工房を選び、とても満足されているとのことです。その過程を詳しく伺いました。    
 

 

もくじ

 

  1. お客様の想いを動画でご紹介
  2. 結婚と同時に二世帯同居、リフォームか新築か。
  3. 結婚も家づくりもパートナー選びが一番大事。
  4. 工務店は自分を表現するのが控え目?
  5. なんばの得意は和モダン?数奇屋?
  6. 言っている事とやっている事は一致しているか?
  7. 家づくりで本当に手に入れたもの

 

1.お客様の想いを動画でご紹介

 

 

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2.結婚と同時に二世帯同居、リフォームか新築か。

 

■まず、ご家族の構成からお聞かせ下さい。

 

ご主人様:私たち夫婦と両親、おばあちゃんの5人家族です。

 
■家づくりのきっかけをお聞かせ下さい。


ご主人様:今回の家づくりは私たち夫婦の結婚が前提にあるのですが両親が住んでいた家をリフォームして二世帯住宅にしたいというのが最初の出発点だったのです。

 
■もともとお住まいの家は写真を拝見する限りでは外観もきれいな感じですね。

 

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以前にお住まいだった40年経った家


ご主人様:見た目はよいのですが中は意外と傷んでいまして床も沈んでいましたからね。このあたりは地盤も弱い地域ですから今度、大きな地震が来たら危ないからどうせなら長く暮せるようにしたいと考えたんです。


お父様:部屋数も少ないし数年前の台風の時に浸水していますしそうなると弱くなりますからね。

 

■では建て替えで方向性がついたと。そこからどんな家にするかをまとめるのが一苦労ですね。


ご主人様:それがね。はじめから"和風の家にしよう"という事は全員一致だったんです。しかも和モダンではなくて純和風です。

 

■そうなんですか。お若いお二人もですか。

 

ご主人様:(奥様と顔を見合わせて)はい。妻とは職場が同じなのですがその会社も「和」がコンセプトですしやっぱり"飽きが来ない"から落ち着くというのがありますね。 年を取ってもずっと住める家にしたいと思ったものですから。

 

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3.結婚も家づくりもパートナー選びが一番大事!

 

■そこからどんな建築会社選びが始まったのですか。


ご主人様:最初はポータルサイトでハウスメーカーの資料を取り寄せました。そしてハウスメーカーでも木を得意にしている会社を中心に総合展示場を廻りました。行ってみるとそこは "夢の世界"で広さ、設備、内装どれをとっても非現実的なものばかりであまり参考にならないと感じましたね。

その時にちょうど結婚の準備をしていたのですが”これはブライダル業界と住宅業界は同じだな”と感じたんです。お客さんの囲い込みから始まって商品単価の高さ、オプションの種類の多さ、業者の体質、中にはぼったくりまがいの会社のある…。 という事は”信頼できるパートナー”を選ぶことが一番、大事だという結論に至ったんです。

 

■ハウスメーカーを一通り廻ってみてどのような結論になったのですか。


ご主人様:ひと言でいうとハウスメーカーのあり方に疑問を感じました。立派な展示場、膨大な広告費、たくさんの営業マン、プレゼント攻勢、豊富なプレゼンツール、それは一体、どこから予算が出ているのか。結局、お客さんである私たちですよね。

それに実際に作るのは地元の工務店の職人さんです。そこにも大きな経費が存在するわけです。「細やかなアフターサービス」とか「独自の工法」といってもきちんとやっている工務店や大工さんなら昔からやっている事で家の面倒は最後までみてくれるし、強い家は100年もっているわけだから歴史が証明しています。
でも「大手だから安心」という事はあるかも知れませんが、私たちは中身で選びたいと考えました。

 

●建築依頼先の比較(関様の場合)
大手ハウスメーカー…小回りが利かない。自分達の要望を実現しようと思うと高くついてしまう。
建築設計事務所…細かい要望まで応えてくれて施主の理想の家ができそうだが、打ち合わせが大変そう。そこまでパワーがかけれない。


工務店…社長の顔がみえて規模も小さいので意見を取り入れてくれやすい。でも信頼できるところを探すのが至難の業。

 

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4.工務店は自分を表現するのが控え目?

 

■そうなると工務店となるわけですが自分たちにあった工務店を探すのが大変ですよね。


ご主人様:これは大変!(笑)。見つけられませんよね。見つけても失礼ながら工務店さんはホームページでも写真のとり方もあまり上手じゃないのでひきつけられないんです。いかにも自分たちで作成したんだなというのがみればすぐにわかりますよね。


■なんば建築工房はどこでお知りになったのですか。

 

ご主人様:ある雑誌です。それで広告に書いてあることよりもホームページをチェックしてみようと思ったわけです。
工務店はホームページにあまり力を入れていないところが多いですよね。でもなんばさんのホームページは情報量が充実していて欲しい情報がきちんと載っているからわかりやすかったですね。 その中で印象に残ったのが社長インタビューと正田さんのブログです。社長インタビューは難波社長の人柄や考え方がよくわかるので全部、みましたよ。大変でしたけどね。全て動画でなくてもというのはありましたけど(笑)

 

■スタッフのブログってよくありますけど正田さんのブログはいかがでしたか。

 

ご主人様:正田さんの人柄がとてもよくわかる内容でしたね。やっぱり建築会社の営業マンがどんな人かというのはとても気になるんです。展示場でアンケートに名前書いたらがつがつ訪問されるんだろうなとかすぐにプラン持ってきてひつこいんだろうなとか、そういう意味でブログはその会社の姿勢や雰囲気を知るのにとても重要です。

 

■それでどのような行動をされたのですか。

 

ご主人様:ホームページで資料請求をしました。そうすると建築コストプラン集が届きました。あれがとてもわかりやすくかったです。こんな仕様の家がいくらぐらいでできるということがわかりましたので安心しましたね。

 

奥様:ここまで公開されるんだなあ。と思いました。

 

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 建築コストプラン集

 

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5.なんばの得意は和モダン?数奇屋?

 
■見学会に参加された時はどのような印象でしたか。

 

お父様:二邸みましたが一番、覚えているのはお施主さんとなんばさんがとても雰囲気がいいことですね。あれで「ああ、お施主様も満足されているんだな」ということがわかりました。

 

それと難波社長が「ここは本当はこれじゃあいかんのですが」と悪い点もはっきり話されていましたね。

 

■なんば建築工房の家の雰囲気はどの様に感じましたか。

 

ご主人様:正直、見学会をみる限りでは物足りないと感じました。見学会の家はよい雰囲気だったのですがどちらかというとモダンな感じで私たちはもう少し本格的な和風の家がしたいと思っていましたから。

 

■その疑問はどのように解決されたのですか。

 

ご主人様:数奇屋の家を数邸、拝見させて頂いたんですよ。それで”ああやっぱりこのような純和風な家もできるんだ"と安心しました。

 

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見学された「もてなしの数奇屋住宅」

 

 

 

 

 

■そこから具体的な話になったわけですね。


ご主人様:正田さんと会いました。あのキャラクターですから独特ですよね。覚えているのは「あせる必要はありません。建てたい時にやりましょう。」という言葉です。考えてみれば契約自体もなんばさんからは1回も急かされませんでした。こちらから「もうそろそろ」と言ったぐらいです。(笑)

 

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  営業の正田です


■最終的になんば建築工房に依頼されたのはどうしてですか。

 

ご主人様:急いで建てさせることがなくじっくりと施主のためにいい家を作る工務店だと確信出来たからです。建てた後もお施主さんと交流をされているのがわかりました。"アフターサービス"みたいな用語ではなく"責任を持って面倒を見る"という事がよく伝わりました。
 

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6.言っている事とやっている事は一致しているか?

 

■木の家という事であれば他にも選択肢があると思うのですがどのようにお考えですか。

 

ご主人様:集成材を使っていても木の家といえるかも知れませんがやはりまだ歴史が浅いのでわからない部分があると思うんです。そういう意味では無垢材となりますがどれくらい木の性質などをよく知っている工務店なのかということになりますね。それまで全く無垢の木の家をやっていなくて時流だから「木の家」という会社は不安だと思います。

 

■プランから完成までどのようなプロセスだったのですか。

 

ご主人様:素案はソフトで間取りを作成して話し合ったものをなんばさんに送っていたのですがそれを元に設計頂いたプランに感動したんです。

 

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   関様がソフトで作成された間取り

 

■どういうところですか。


お母様:玄関を東に持ってきて敷地を有効に使う発想ですね。全く私たちは想像もつきませんでした。
奥様:それともともとあった庭を活かしているところです。おそらくつぶすんだろうなと考えていましたからびっくりしました。出来上がると見事なよい感じになりました。
ご主人様:やっぱりプロは違うなと思いました。さすがですね。

 

「感動した理由」はブログをご覧下さい。
 

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7.家づくりで本当に手に入れたもの。

 

■家づくりを行う上で困ったことはなかったですか。

 

ご主人様:あまりなかったですね。なんばさんとの打ち合わせの前に必ず、家族内で打ち合わせをしっかりしていたんですよ。要望や不満点は必ずみんなあると思うんですよ。それでもなかなか外部の方の前では言えなかったりするので僕が橋渡し役として家族の意見を思い切り言う場を持っていたんです。

 

■建築途中で不安になったことはないですか。

 

ご主人様:ないどころか期待が増していった感じです。私は会社が近いですから毎日、現場に通っていたのですが職人さんが例えば"みえないんだけどこうすると30年のところが60年くらいもつんだよ"と嬉しそうに話してくれるんです。最初は施主として確認する気持ちもありましが"言っている事にやっぱりウソはないな"というのがあらためてわかってきました。途中からいろんな新しい発見があって楽しかったですね。

 

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以前の家で使われていた松の式台も新しい家で息づいています

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玄関の松の式台です。なんばの倉庫に眠っていたものです。

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よくみて下さい。書院欄間に照明がついています。

 

■家が完成した時はどのように感じましたか。

 

ご主人様:施主、営業さん、社長さん、大工さん、コーディネーターさん、いろんな業者さん、みんなで一緒に作り上げたという感じがしました。そういう意味でなんともいえない達成感を覚えましたねえ。今はちょっぴり寂しいくらいです。

お父様:近所でも新築の家が同時期に着工していてうちはハウスメーカーの倍くらい納期がかかっているんですが全く長く感じなかったですよ。楽しかったですね。

 

■それはなぜだと思われますか。

 

お父様:やっぱりみんなのコミニュケーションがいいからでしょうね。過程自体が楽しい、それといい家がだんだんできていくというワクワクした気持ちですね。

 

■施主がいろんな事に関わるという意味でハウスメーカーに依頼した場合と比較すると施主の負担は大きくありませんか。

 

ご主人様:確かにハウスメーカーと比較すれば施主は手間はかかると思います。それは「家を買う」という感覚と「家を建てる」という違いだと思います。私も最初は「家を買う」と思っていました。「でもクルマとは違うんだ。家は100年でも住める家を作ろうと思ったから多少の手間を惜しんではいけない」ということがわかったんです。手間をかけるほど愛着が湧くし家族でいろんな事を話し、考えるほどいい家ができると思うんです。 そういう手間を覚悟できるという人にとっては工務店との家づくりはいいと思いますね。

 

■家づくりを通じて得たものや感じたことはありますか。

 

ご主人様:間違いなく言えるのは家族の結束ができたことですね。僕にとっては結婚してすぐ家づくりという一大事業を迎えたわけです。それをどうやるかというのは今後、一緒に生活する上でとても重要でした。それがみんなのお陰、なんばさんのお陰で非常によいものになった。もし家づくりがなかったらまだお互いが言いたいことがいえない、ぎくしゃくしたままだったかも知れません。
お父様:人間的にも幅が広がって頼もしい存在になりましたよ。
ご主人様:僕はそれまでは自分で何でもやってやろうという感じのタイプだったんです。それが家づくりを通じてさすがプロの力はすごい!という事がよくわかりました。それで、自分のやりたいゴールは明確に持っていてそれを実現するプロセスはいろんな方の力を借りよう、信じようと考えれるようになりました。その方がすごい結果が出るし、達成感が違うなと思いますね。

 

■他の皆さんはどのように感じましたか?

 

お母様:細かい私の要望も聞き入れてくれて満足です。
奥様:途中で家族の中で意見がずれたこともありましたがなんとか乗り切ることができてひとつにまとまることができました。
お父様:大変だけどいいもんですよね。自分達のオーダーメイドの家ができたと思います。

 

■家づくりってすごいですね。

 

ご主人様:本来、家づくりってみんなで取り組むもんだと思うんですよ。それこそ昔は使う木から山へ行って選んだりね。それがいつの間にか、早くて安くて便利でというような感じになっていると思うんです。だから思い入れもないから家を大事にしなかったり…。もちろん、昔のようにはできませんが多少、手間や時間がかかっても「家を建てる」という感覚で取り組む事を忘れてはいけないように感じます。でも得られるものは大きいと思いますよ。私たちがそうでしたから。

 

■家族の想いがたくさん詰まった家

 

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ブログ「なごみの数奇屋を建てよう!」

 

S様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

 

※ 取材制作:WISHパートナーズ 赤木浩二