古き良き暮らしを求めて~古民家再生~
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建築中レポート
- 1. 2023年11月29日
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残す。
二階の一部を既存のまま利用する計画で進んでいる中
この物々しい格子もそのまま残すようにしています。
中には木建具があったのですが、撤去してケイカル板で蓋をしています。
この上に塗装して完成の予定。
昔の面影はそのままに、どのような外観になるのでしょうか。
- 2. 2023年10月31日
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このままでも・・。
屋根が出来上がりパッと見た雰囲気だとこのままで仕上がってるんじゃないかと思う出来栄え。
ですが近くで見るとそうはいかず、それに断熱材入れたり、電気配線したりと何かと屋根裏は必要になります。
屋根もできたし、そろそろ構造材の掃除に入らねば。
古材なので当たり前に土や汚れが付いています、それを綺麗にするのも大事な作業。
- 3. 2023年10月17日
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屋根できる。
昔の野地板は古く6ミリ程度しか無く劣化も進んで人が乗ると踏み抜く程になっていました。
幸い垂木の方は健在でまだまだ使える状態。
野地板は綺麗に張り替えて今は隅木のやり替え中。
涼しくなって屋根の工事も軽快にすすんでおります。
- 4. 2023年10月11日
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紐のし
隅棟の瓦の下側に小さな突起の瓦があり、これを紐のしと言います。
紐のしの有無でも雰囲気が違ってきたり、、、
瓦の世界は奥深くデザインもさまざまです。
- 5. 2023年10月06日
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下屋根完成
規則正しく美しく屋根工事の完了です。
明日から屋根の養生、そして足場を組み今度は大屋根の工事へ。
真夏よりは作業が捗るでしょう。
- 6. 2023年10月04日
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隅棟
瓦工事とは言いますが、瓦の種類は結構色々とあります。
一番面積の大きい物は地瓦
写真の様に隅木の上に段々に乗っている瓦を熨斗瓦と言い
大屋根の棟や壁際にも使われる地瓦の次に多く使われる瓦です。
1枚1枚丁寧に葺いてゆきます。
- 7. 2023年10月03日
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床ができる。
2階の床も少しづつ出来てきました。
元々の座板を取って新たに構造用合板貼る事で、建物全体の強度も上がります。
新たな床の下には新たに天井が出来 構造用合板は隠れてしまいます。
- 8. 2023年09月26日
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抜けました。
大屋根は下屋根を葺き終わるまで待機になったので、
そのまま内部の工事へかかっております。
2階の床高さを調整する為に支障が無い部分の大引き天井を解体していました。
古民家らしく丸太を多く使った小屋組み。
元の精度が良かったのでしょう、床の高さの違いも2~3センチ程度でした。
- 9. 2023年09月20日
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下屋根完成
天気の様子を伺いながらコツコツ進んでいた下屋根ができあがりました。
とは言え瓦工事はこれからです。
2週間程度かけて瓦を葺いていきます。
その後再び大屋根の工事にかかります。
大事な部分ですから慎重に。
- 10. 2023年09月13日
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徐々に
屋根が少しづつ出来上がってきております。
天気の都合もあり屋根をしたり中の作業をしたり。
気候もよくなり、少しづつ仕事もしやすくなってきました。
- 11. 2023年09月09日
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下屋根
垂木に貼っている野地板ですが、写真の左と右とで仕様が大きく違います。
左側はこれで仕上がりなので仕上がった節の少ない材料。
右側はこれから天井を作るので節のある仕上がって無い材料。
垂木はそこまでキッチリ分けれないのでこれも節のほぼ無い材料です。
適材適所、同じ杉や桧でも場所が変れば仕様も仕上げも変わります。
- 12. 2023年09月06日
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屋根工事
古いタル木を残しているためかなりの手間がかかります。
一本づつ高さの違う昔のタル木に合わせてやはり一本づつ高さ調整をして取り付けていきます。
タル木を全部交換した方がどれだけ楽か、、、
効率を求めると使えるものも廃棄して新調しましょう!と安易に言ってしまいがちですが「地球に優しく」精神で可能な限り残しました。その分大工さんには苦労をかけてます。思いを受け取って丁寧に作ってくれていて 感謝です!
屋根の上の足場も悪い中、少しづつ過ごしやすくなったもののまだまだ日中は暑い💦
大きな屋根なのでまだまだ工事は続きます。早く涼しくなぁれ。
- 13. 2023年09月01日
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現場から
いつもは私が写真を撮りに行き、それを更新に使っていました
この度は現場の職人さんから送ってきてもらった写真を使っての更新です。
進捗状況の確認や質疑等簡単なやり取りで済む物は現場に行かなくても処理できます。
大引きや屋根が順調に施工されているようです。
でも現場に行かないと分からない事や思いつかない事も出てくるので、全く行かないという訳にもいきません。
バランスを見ながら効率よく。
- 14. 2023年08月20日
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続 躯体補強
足元を間取りが変るので構造材をかけなおしたり、柱を入れ替えたり新たに入れたり。
高さを確認しながら仕事をしていっております。
古い建物なので角材とは言え捻じれた部分に真っすぐに材料を組み込んでいくので地道な作業です。
- 15. 2023年08月09日
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躯体から
何はともあれ建物本体の補強工事をしております。
柱を入れ替え、立ち上がりを作り。
元の構造材に穴を開けなおしたり、仕口を継いだり。
現状でもかなりイメージが変ってきております。
後の工程にも大きく左右してくる部分なのでしっかり精度を上げて作業していきます。
- 16. 2023年08月02日
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組み直し
柱が下まで下りていた場所ですが、
影になりやすく、雨の時に水も少し近いので、コンクリートの立ち上がりを作ります。
柱、土台を新たに入れ替えて、建物を補強していっております。
- 17. 2023年07月11日
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スケルトンーーー!
建物の向こう側まですっとんとんです。これぞスケルトン!
ほとんどが建具で仕切られているのが伝統工法の古民家なので土壁は外壁がほとんど。比べて現代的な在来工法であれば内壁も仕切りがたくさんあって解体も処分も大変なのです。とは言え、建物の規模が広いのでそれなりに解体も手間がかかりましたが、、、
ここまでスケルトンにしたので、この際状態の悪い柱や梁の構造部分を直して丈夫な建物にしていきます。
- 18. 2023年06月29日
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解体終了
解体工事を予定より少し早く終え、次の工程を待っている状態です。
この後は足場を組み瓦を下すようになっていきます。
一部外壁を残したまま瓦を葺きなおすので、慎重な作業が必要になります。
- 19. 2023年06月15日
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補強
古い家は筋交いなんてものは入ってません。
軸組と土壁で家が建っています。
なので壁が無くなるとちょっと不安です。
状況を見ながら要所に仮の筋交いを入れてきます。
最終的には取ってしまうのであくまで(仮)です。
- 20. 2023年06月08日
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続 解体中
内部の解体が進んでおります。
2階はほぼこれで壊すところが無くなりました。
綺麗な小屋組みが見え、どのように作っていくかを想像しながら現場を確認します。
まだまだ解体は続きます。
- 21. 2023年06月03日
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解体中
内部の解体中
主要構造部は残すようにしていますが、足元も同じくです。
柱と柱を繋いでいる部材はそのまま残して壊していきます。
今のように柱が土台の上に乗っていないので、梁と同じく、足元をつなぐ材料も重要な構造部になり
大工さんが入ってから状況を見ながら材料を入れ替えたり補強したりしながら進めます。
シロアリの跡が各所に見受けられましたが、中まで入ってはいない。
状況は良好そうです。
- 22. 2023年05月30日
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蜂だー
小屋裏に一か所だけ変な色のパーツがぶら下がってます。
これはもう間違いなく蜂の素です。
解体しているので関係無いのですが、何となくそわそわします。
- 23. 2023年05月29日
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梁が見えた!
内部の解体が進んでおります。
天井裏に隠れていた丸太梁が見えました。
以前は丸太の途中に天井があり圧迫感もありましたが天井を解体するとこのように開放的な空間になるのですね!とお施主様も感激なさっていました。
完成後を想像して頂きつつ現場で計画のご説明をいたしました。少しづつ想像が現実になっていく様を楽しみにされていたご様子。ワクワクしますね^^‼
- 24. 2023年05月26日
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続 養生
欄間中身の建具も再利用なのでできるだけ丁寧に。
1階部分はほぼスケルトンになってしまうので、鳥等の被害に合わぬように囲っております。
残す部分が少量だといつも以上に気を使います。
- 25. 2023年05月24日
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養生
今回の現場は解体範囲が広く1階はほぼスケルトンになってしまいます。
必要な所まで解体しないように、目印の意味もで養生していっております。
建具を外したり、電線を外したり(露出配線なので)解体前の準備を行っております。
明日から外部より解体予定です。
- 26. 2023年05月19日
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解体始め
以前ご主人のおばあ様がお住まいになられており現在空き家である住まいを改築して移られます。
建物の造りは伝統工法の古民家。
現代の暮らしに完全に沿う形ではなく、昔の便利過ぎない丁寧な暮らしと趣を目指して計画しました。
古き良き生活様式は現代人にとってはある意味贅沢なのかもしれませんね。
弊社も微力ながらお力添えさせて頂きます。
先日の5月吉日、ご家庭の繁栄と工事の安全を祈念して氏神様の宮司による解体始めの儀を執り行いました。