正田 順也 自己紹介へ

ノコ目が なかなかいい感じです。

2019/09/10(火) すべて工房あれこれ

監督さんが現在進行中現場の落とし掛の材料を出してくれました。
落とし掛け???
これは床の間の天井から降りてくる壁に取り付ける材料です。
詳しくはこちら↓↓↓

こちらが落とし掛けといいます。

この部分の材料を選びをしました。
栗、ケヤキ、モアビ、、、と見ていると、監督さんと一緒に、、、、
「このノコ目がいいなぁ!」
「ほんとだ!、うーんこれは仕上げをしない方が良さそうだなぁ」

そうです。製材した木材は切り分けるときにこのように、のこぎりの目がつきます。
仕上げとしてはカンナかけをして表面を平滑に仕上げることもできますが、今回はこのノコ目を活かす。
なかなか渋くないですか?
私だけでしょうか、、、、笑

和風住宅でも、数寄屋建築のように線の細い上品な仕上がり、古民家のように手仕事が見えるもの、本格和風のようにしっかりとした仕上げ、モダン和風のように現代的センスを感じる家、など特長があります。
今回のお宅は既製品を出来る限りなくし、ひとつとして同じものがない自然の木を使いたいとの要望もありました。
監督の向井さんと、お施主様喜んでくれるぞ! っと言いながら、この材料に決めたのでした。

12ページ (全27ページ中)