正田 順也 自己紹介へ

先代棟梁手作りの山車(だんじり)

2014/10/12(日) 工房あれこれすべて

秋祭りシーズンです

ここ児島(特に琴浦学区と呼ばれるこの地域)は非常に秋祭りが盛んで、2日間に渡り木製の山車(だんじり)を引っ張ってお宮(鴻八幡宮・児島下之町)へお参りします。
※倉敷市の重要無形文化財に指定されているお祭りです。
各地域ごとにそれぞれだんじりがあり、色とりどりのはっぴを着て町を練り歩きます。

先代棟梁手作りの山車(だんじり)

当社のある安西地区のだんじりは、約20年前、先代棟梁の手によって作られました。
地域の子供たちの為に、と手間代金を取ることなく、仕事の合間にコツコツと仕上げました。
使用している材料は主にケヤキです。
タイヤに至るまですべて無垢の木をしているため、総重量は約800㌔にもなります。もちろんエンジンやハンドルはないので、大人、子供総出で引っ張ります。