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室礼(しつらい)

正田順也 自己紹介へ
2019/08/19(月) すべて工房あれこれ

       

 日本の家の考え方に「室礼」(しつらい)という考え方があります。

 室礼とは、柱や梁などの開放的な空間を、屏風や衝立や障子や家具などを配置し空間を作ることをいいます。また、季節の節目に花器や花を添えて空間をその目的に応じ飾ることです。
そして、玄関においてはお客様をお出迎えするための室礼をしていました。
季節の花、季節の人形や花器や掛け軸など、お客様や家族が季節を感じることが出来る粋な計らいをします。そしてそこには、日本独特の季節感を感じることができます。

この日本の文化の考え方が大きく変わってきたのが戦後です。それまでの家づくりは地域の協力のもと家づくりをされてきたりしてきたため、「お客様が大切」という考えのもと家づくりがされてきました。戦後欧米化が進み、家は個人のもので趣向や考え方が強くなりました。「個人が主」の家づくりに変化してきました。時代の流れもあるので、どちらが良いかという考えではなく古き良き日本の文化を考えると、日本の家はやはり 室礼やお客様を大切にするのはいかがでしょうか?
日本人のもつ、礼儀正しさや相手を思いやる気持ち。

家づくりを通し、住む人が日本の文化を感じることのできる家を私たちは提供していきたいと思います。
一生住む家だからこそ。次の世代に受け継ぎたい想いを家づくりを通して伝えていく。私たちの使命だと感じます。

 

 

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