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丸太を使う そして機能の中の美しさ

正田順也 自己紹介へ
2019/06/10(月) すべて工房あれこれ

 当社で使うケヤキや杉の丸太。この丸太はなぜ使われるのでしょう?
デザイン?それともかっこいいから?

答えはありませんが、なんば建築のなかでは広い空間をつくる時に使われます。
どの様な空間かというと

    

広い空間や2階の部屋や屋根の荷重を受けるため使われます。決してかっこいい!からではないんです。
このような考え方を「機能美」といいます。
広い空間や荷重を受ける場所に適材適所で丸太を使い、その丸太を職人が丁寧に仕事をし、その結果空間に馴染み美しい。機能を果たしながらかつ職人が手仕事で美しく仕上げるので嫌味がない空間になります。

もし、意味も無くカッコいいから丸太を使うと、、、、これ見よがしに「丸太使いました!見て下さい!」という空間が生まれます。昔の家にはおもてなしをする為に室礼(しつらい)という考えがあり、決して家が主張したりせずタンスや花器や掛け軸などにより季節を感じさせたりお客様をお迎えしていました。近年、機能の中にある美が見直されてきております。

料理でいうと、美味しくするために化学調味料や味付けを濃くするのではなく、素材のうまみを生かす料理というイメージだと考えて頂ければ理解しやすいでしょうか。その素材を活かすためには、良い材料に素材を知り尽くした技術者が手間をかけてつくる料理になります。
正解はありません。皆さんが毎日食べるにはどちらの料理???

私たちの家づくりは意外に地味なのかもしれません。笑

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