正田 順也 自己紹介へ

古民家のビフォー&アフター

2020/10/25(日) すべてスタッフの日常

私たちの会社が、下津井の町おこしに関わりはや3年。
一つ一つ建物に息を吹き込んでいます。
こちらは下津井の旧道(昔の本通り)に面する推定築150年の古民家の外観を改修いたしました。
回船問屋として栄えたこの建物も、北前船の衰退に伴い下津井沖の海藻類を扱う商売で歴史をつないできましたが、最近まで賃貸として一般の方が住まれておりました。
玄関はサッシに変えられブロックをつきトタンがあり生活感満載ですが、この風景も下津井の繁栄と衰退、そして高度成長期の時代の流れに沿った建物の歴史の一つとして良いものだと感じます。

そして!工事中

 

工事途中はこちらです。
ブロックをとり、トタンを取り、玄関を外し、漆喰を塗り替え、元の回船問屋時代の建物に少し近づいて参りました。
うー工事中ですが、古民家の雰囲気が出てきました。

 

そして、格子がつき凛とした建物に生まれ変わる瞬間です。
本瓦になまこ壁に虫籠窓(2Fの縦格子)、そして格子と。

江戸時代中期に岡山平野や倉敷平野の干拓より北前船で栄えた下津井。時代の流れにより車の発達により海運から陸運へ変化による衰退。漁業により生計を立てた時代が続きそして観光へ。

私たちよりかなり先輩になるこの古民家はまたこの時代と共に歩むことになります。
私たちなんば建築工房は、職人の技術と技術者スタッフによりこのような建物に歴史を刻んでいきます。

 


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