なんばを選んだ方の家づくりStory

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岡山市 宇野様


増改築を繰り返し、いつの間にか古民家の良さをなくしていました。「このまま僕の代で潰すわけにはいかない」と思ったんです。


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uno-gaikan.jpg 築130年を超える古民家をリフォームされた岡山市北区御津の宇野様 。京都からのUターンを契機におばあちゃんから受け継いだ家はその時々の生活様式にあわせて小さなリフォームを繰り返して来た為、すっかり昔ながらの古民家の良さを失っていました。ある日、ご主人は家の中をじっくりと歩いて周り、「このままでは次の世代に引き継げない」と強く感じました。 数年前の水廻りのリフォームの失敗もあり、「今度はきちんとしたところに依頼しなければ」という想いから計画が始まります。建築会社選びから家づくりまで詳しく伺いました。(聞き手/赤木浩二)




もくじ

 

 

  1. お客様の想いを動画でご紹介
  2. 最初のリフォームのつまずき「何かがおかしい」
  3. 「この家はやはり遺してあげたい」
  4. 「古民家再生」本当にできるのはどこか!?
  5. 「屋根裏がすごいことになっているよ」
  6. 私たちがなんば建築工房に決めたわけ
  7. 要望を出すと思いかげない提案が返って来る
  8. 家づくりではっきりとは見えないけど大切なもの

1.「お客様の想いを動画でご紹介」



2.最初のリフォームのつまずき「何かがおかしい」

 
●家づくりを考えたきっかけをお聞かせ下さい。

 

ご主人様:およそ2、3年くらい前から考えていました。はじめは大きなリフォームや新築ではなく小さい水廻りのリフォームを考えていました。トイレ、お風呂、台所。近所の工務店さんにお願いしましたが、自分たちの要望がなかなか伝わらなくて、思いが違っていたのでよくなかったのです。

依頼したことと違う工事が行われていたり、当初の予定と急に変わっていたり、です。 でもおおよその工事は完了していたのでとりあえずは支障がないから、あきらめて生活することにしたのです。

でもやはり生活しているとリフォームした場所を見る度に思い出すわけです。隙間が空いていたり、床がまっすぐじゃないとか、どこを見ても何かが違うのです。
「やはり次はちゃんとしたところへ頼もう」という思いが強くなってきました。

(リフォーム前)           (リフォーム前)
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●その時、具体的に住み心地など困ったことなどはありましたか?

 

uno-moto-living-1.jpg 奥様:リビングももとは二部屋あり、物置になっていて、一番南のいい部屋が機能してなかったんです。これから家族構成も変わってきて、子供が生まれて人数が増えたときに、部屋はあるけど使えない状態をなんとかしたいという思いがありました。


 

 

3.「この家はやはり残してあげたい」

 
●こちらの家は築どれくらいになるのでしょうか?

 

uno-moto-gaikan.jpgご主人様:築130年。私で4代目になります。これまで長い時間をかけて生活の様式にあわせて少しずつ増改築を繰り返して来ました。


だから直し方もその時々で違うのでいつの間にか昔ながらの古民家の良さはなくなってきたんですね。材料も工法も。


せっかくいいのがあるのに利用されてない状況でした。 そう考えてもう一度家の中を見て廻るといいものと悪いものがだんだん見えて来たのです。
すると「この家はやはり残してあげたい」と考えるようになりました。

 

 

(リフォーム前の外観)

 
 
●その頃、家に対してはどのような考え方だったのでしょうか?

 

ご主人様:「家は住めればいいな」「新築だったらきれいでいいな」それくらいの認識でした。最初は取り壊して新築ということも並行して考えていました。でも家と向き合って考えれば考えるほど、つぶしちゃいけないと思えました。今までの歴史、先代の思いもあるから潰したくないと強く感じましたね。

 

4.「古民家再生」本当にできるのはどこか!?

 

●建築会社選びについて教えて下さい。

 

ご主人様:古民家リフォームが得意なところを雑誌やネットで探して電話して見学会に参加しました。住宅展示場にも行きました。その中で実際にお会いして相談させて頂いたのが3社です。「ウチはこのような古民家は無理です。」と断られたり、あまり詳しく話も聞かないのに「簡単です。できますよ。」というところもありましたね。
 

●各社からプランの内容が提出されてどのように感じましたか?
 

ご主人様:一社はいいことばかりでほんとにこんなプランができるのか?というくらい。この値段でできるなら私たちの要望も入っているし。自分たちの考えていなかった提案もあってよかったです。

 
●なぜそこにしなかったのですか?

 

uno-ynaura.jpg ご主人様:その会社よりなんばさんのほうがよかったからです。プランも人も。 ほかの会社はプランができたら、すぐ契約という話になっていましたが、提案内容が良すぎて本当にできるのかという疑問もあったのです。

本当にこの家のことを理解していっているのか不安もあったのが正直なところです。 なんばさんは家をみてもらったのですが、その時に「屋根裏をあけて見させてくれ」と言われたのです。

「実際に見ないと構造的にもつのか、どこまできるのかわからない」との事でした。他社さんはそこまでは言われなかったです。

その時すでに心を持っていかれてましたね(笑)
 

5.「屋根裏がすごいことになっているよ」


●屋根裏を見てもらってどうでしたか?
 

ご主人様:「屋根裏がすごいことになっているよ」と言われました。梁が途中で切れて宙に浮いている。構造が、あるものがない、むちゃくちゃになっているというのです。びっくりしました。

この時に「見た目ばかりじゃなく、まずは基本的なここを支えていく構造が大切」と痛感しました。 「構造材をきちっと直していただいて、長く住める、安全な家にまずしようと」思ったのです。大切な家族を大きな地震があったら潰れてしまう家に住ませていたのですから。

                    (リフォーム前)

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●ではその後、契約という話になったのですか?

 

ご主人様:なりませんでした(笑)他社さんはプラン提出後、契約を急いでいましたが担当の西中さんは「いろんなところを見られてからで結構です」といってくれました。自社に自信があるんだろうなと感じましたね。その後、実際にいろんな工務店をみてまわって、私自身も勉強してそこからまたなんばさんのところに戻ってきたというわけです。

 

6.私たちがなんば建築工房に決めたわけ

 
●なぜ、なんば建築工房に依頼しようと思ったのですか?

 

①問い合わせの際、対応が良かった。

 

ご主人様: HPをみて電話したのですが、その時の対応が非常によかったんです。家を建てるとか建てないとかまだ全く明確にではない時なのに気持ちよく対応してくれたのです。 内容は深くは覚えていませんが・・・。

②古民家の実績が多くあった。 uno-siryou.jpg

 

奥様:私は資料をみて古民家のリフォーム事例がたくさんあって、ネットに写真も出来上がる過程とか全部載っていたので、「この家も依頼したら大丈夫なんじゃないか」

 



 





③建築としてのプロ意識を感じた。

ご主人様:他社さんどこもはリビングと台所をフラットにつなげて柱をなくす大空間のプラン提案ばかりでした。私たちも「広々していいなあ」と感じていました。

でもなんばさんは、「この柱は抜けれません。屋根裏をみてこの構造だったら、この柱は絶対取れません。」 と言われました。柱がきちっとしたところにないと家はダメとの事でした。この話を聞いて機能性や利便性よりもまずは構造をしっかりさせないといけないと私も「確かにそうだ。」と思いを変えました。
 

7.要望したら思いかげない提案が返って来る


●具体的な要望に対してなんば建築工房からはどんな提案がありましたか?

 

ご主人様:「玄関は広くしたい」という要望を出しました。以前の玄関は前にせり出した形だったのですが、なんばさんからは「それを取りましょう。庭からみた時に映りがよいのでフラットにしましょう」という提案でした。 「広くしたいのに取る!?」と思いましたが、もともと間口が狭かったところを つぶして、内玄関にするという内容だったのです。

 

(リフォーム前、玄関)            (リフォーム後、玄関 )

 

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奥様:「二階の梁をみせたい」という要望を出しました。するとなんばさんからはもともと部屋がないところに趣味の部屋として梁が横断した空間を提案してくれました。 現在は夫婦で寝る前の寛ぎタイムとして使っています。

 

 

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                                                                                 (リフォーム後の2階、趣味の部屋)

(リフォーム前の2階)

 

●建築中に印象に残っていることはありますか?

 

uno-komisenn.jpg ご主人様:リフォームなので横で生活しているところに毎日職人さんが作業される日々です。そんな中、自然と大工さんと仲良くなりしばらくしてからは家づくりの作業を自分させてもらえることもありました。構造のほぞをのみで開けさせてもらったりとか、大切な道具を貸してもらったりましたね。

 

 

 

 

 

 

 

uno-chocho.jpg 家づくりは楽しいことばかりでしたね。毎日朝仕事行く前に大工さんとお話しして、帰宅後もみて、生活の一部になっていましたね。 柱もひびが入ってきているから、埋め木でとめますか、と、ちょうちょの形でいれてみると面白いかもねと大工さんから提案してもらっていました。

だから結構詳しくなりましたね。
例えば、昔ながらの埋め木の技術。これ以上割れないようにするためですが、お客さんが来られると必ず質問されるのです。「あれなーに?」と。だからその度に「あれはな、」と私が説明するんです。

 
 
●他にはいかがでしょうか?

 

 

ご主人様:プランナーの田中さんから「伝統的な工法でありますよ」と提案された組子です。建具屋さんへ一緒にいって作業を見ながらデザインもアドバイス頂きながら完成しました。前あった建具を外してガラスだけ残して利用しているので思い出深いですね。

 

 

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(リフォーム後、組子)

 

 

8.家づくりではっきりとは見えないけど大切なもの

 
●家づくりを通じて気づいた事はありますか?

 

ご主人様:最初は、せっかくお金出すなら、機能的な快適な空間がいいなと重視していましたが、古民家の良さにだんだん気づいてきて、暑いならあついなり、寒いなら寒いなり、必要以上に機能を求めないと考えるようになりました。 そして耐震などきちんとしないといけないところと、構造がしっかりしているのでそれほど手を加えなくていいところ、とバランスが大切だということがわかりました。

 

●大工さんの仕事ぶりはどのように感じましたか?

 

奥様:大工さんの仕事をみていたらすごく丁寧でとっても安心。早さじゃないと思いましたね。
ご主人様:非効率だけどあえてそこがよかった。自分の目からみたら、朝出たときと帰っきたときで、変化がわからないくらいの日があるんです。


でも、ずっと柱を磨いていたとか、下準備に手を抜かずに、見えないところですごく努力をされているのが伝わって来ました。 玄関の敷板も、ただ板を固定すればいいんだろうけど、長年でそりが出てくるから裏に木をとめていくやり方とか。

 

今の工法じゃ考えられないようなところまでやってくれています。長い年月がたったときに違いが出てくるんだろうと思います。

 

 

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    (リフォーム後の玄関)

 

●今回のリフォームを振り返ってどのように感じておられますか?

 

ご主人様:なんばさんに頼んで本当によかったです。今までいろいろな失敗もして時間もかかったけど、最後はよかったです。 失敗も勉強になった。それがなかったら、また見た目だけを求めて失敗していたかも知れませんね。 いいものを作ってもらえたら、また次の世代にも残せると感じました。

 

実は一番おばあさんが喜んでいます。思い出の詰まっている家ですからね。 おばあさんが思っていた広い玄関、広い廊下、丸窓とか、 要望も通っているし、 新しいところもうれしい、残っているところもうれしいという感じですね。

 

(リフォーム後の玄関正面)            (リフォーム後の玄関丸窓)

uno-genkan.jpg  uno-marumado.jpg

 
●なんば建築工房へメッセージをお願いします。

 

ご主人様:(古民家を)ここまでの事ができる会社はほとんどないと思います。これから先は(職人不足などで技術の継承が難しくなるため)もっとなくなると思います。だから家に対する思いは変えずにやって欲しいです。 絶対必要としている場所や古民家はあると思うので。これを守ってほしいです。

 

奥様:いろんな会社を経由して、なんばさんに行きついて、思った通りの和風に家に変身して、家族構成が変わってからも快適に暮らせていて、なんばさんを選んでよかったと思っています。

 

(リフォーム後)

uno-lving.jpguno-living-side.jpg uno-wasitu.jpguno-livin-4.jpg

   
   
■宇野様、本日はご多忙のところありがとうございました。

 

※ 取材日時 2016年8月
※ 取材記事制作:(株)WISHパートナーズ 赤木浩二、動画撮影・編集:(有)あいぷらす 浦上佳久

 

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