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築26年の和風建築


岡山県倉敷市児島

 

image02-01.jpg築26年の和風建築

 

築年数  26年
家族構成  ご夫妻

 

26年前に代表の難波が手がけたお宅です。「長くもつ耐久性と歳月を重ねる度に味わいのある木の家にしたい。」という想いで建築しました。お施主様が家を大切にして頂いたお陰で今、みても全く遜色のないデザイン、質感を保っていると感じます。数十年前に手がけた仕事の本当の評価が今、下される、懐かしくもあり身が引き締まる想いです。

 


 

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歳月を重ねた母屋の玄関が迎えてくれます。床の色は深みを帯びてきてこれからどんな彩りをあわせてくるのかが楽しみになるくらいです。玄関の雰囲気は今、そのまま使っても充分通用するような表情ではありませんか。

 

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土壁は入居後、2年ぐらいして家が落ち着いたら上塗りをかけるのですが充分に時間をおいて仕上げているので今でも全く隙間が見えないくらいきれいです。

 

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「床を歩いた時に感じる足の感覚や音で"まだ大丈夫"とか"もうそろそろ"ってわかるんですよね。 この家は"ビンビン"しているでしょ。まだ当分、もちますよ。」

 

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おもてなしの客間

 

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「家はね。大事にしてあげれば応えてくれるんです。掃除をするでしょ。そうすると家が傷んでいるところが発見できる。すると大きな補修にならない時に簡単に直すことができるんです。それがほっておくと手間もお金もかかるわけです。」

 

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「これみよがしのデザインの家では長持ちはしません。庇はきちんと設ける事で夏の日差しを遮り、雨が直接、家にあたるのを防いでくれます。だからデザインだけを優先して家づくりをしたのでは何十年、100年もたそうと思うと無理なんです。守るべきものは守り、新しい中でよいものは取り入れるという発想が必要です。」

 

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屋根は年月を重ねると場所によって劣化が異なり波をうってくる。いわゆる「だれる」こと。「だれ」を防ぐためには屋根を支えている構造を上からの力を計算して「この木はどの方向に反るのか」を想定しながら木組みを行う必要があります。それがわかっていないと必ず、波をうってしまいます。では「集成材を使おう」と皆さん、なるわけですが集成材は確かに強いかも知れませんが「ひずみ度」が大きいわけです。昔、親父から"恭一、この木はどっちに曲がると思うか"と何回も聞かれました。だから今でもできるわけです。「こういうことは職人以外は誰も言わないし、お施主様もわかりません。わかっている職人にはあたりまえですから。自分の作った家を長持ちさせようと思うなら当然の事です。でも今、こうして26年経って"きれいなもんだな。当時、組んだ木組みが間違いなかったな"と自分で納得しているだけですわ。」と難波社長。

 

 

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「これは反省点。杉なんですがヒノキとかもっと強いものにすればよかった。傷みが激しいですね。」

金箔を貼った見事な襖紙。

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「新しい家をみるのもいいですがこうした長い年月たった家を見ることはもっと重要なんです。15年、20年経った家をみるとどのように変わってくるのかがよくわかります。それとそこから今後、どれくらいお金がかかるのかがわかります。そういう意味でも入居してしばらく経った家をみることを是非、お勧めします。」

 

 

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