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なんばの歴史を訪ねる

 忘れてはいけないこと、日本人のこころ

最近、先代、先々代が建てた30年、50年経過した家を増築、改築のために壊すことが出てきました。

すると先人のやってきた仕事が手に取るようにわかるんです。家の寿命をよく考えた木組み、木の選び方、各所に渡る細かい仕事…。
将来の事を考えて何をやってきたのかが今、壊してみてやっとわかるのです。
家づくりの評価というのは30年後、50年後、100年後に下されるものなのです。

日本の家は気候風土や暮し方、家族のあり方、それぞれを配慮した沢山の素晴らしい知恵や工夫があるのです。
もちろん、古い事ばかりがよいわけではありません。
今の最新技術や性能は目を見張るものがあります。

しかし、単に工業化、合理化、コスト優先だけで家づくりをどんどん進めていったために技術の低下や住宅品質の低下、ひいては家族の人間関係まで影響を及ぼすようになってきているのではないでしょうか。

 長く住み継がれることのできる、住む人の心を育むことのできるような家を作るために守るべき部分は絶対に守る、

 そんな想いが大事だと考えています。

 では家に暮す上でどのような家づくりをまた暮し方をすればよいのでしょうか。

 そのヒントは既に何年も住み続けている家の今(現在)を見ることが一番、参考になるのではないか。

 そのように考え、私たちが建築させて頂いた家を1棟ずつ、訪ねてみようと思います。

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先代紹介:三代目 難波 重喜

 


創業120年に生きる精神

『真面目に職人のしごとをする』職人として
当たり前の想いを伝える先代”棟梁のこころ”の継承

 創業明治20年。
一代目創業以来、今日のなんば建築工房の確立に至るまで決して平坦な道のりではありませんでした。

 二代目を早くに亡くした三代目・難波重喜は8人の兄弟の親代わり、4人の子供の親としてその責任を果たしながら職人道にも徹しておりました。大工でありながら花や茶を好み、書画骨董にも関心があり、研究を怠らず、思いやりがあり親切な、生涯精進して到達した先代棟梁のこころ。

 手軽さや、工期短縮に心を奪われた現代。物理的な住宅という形だけにとらわれず、木と語り、木を愛し、木の心を心として道具を大事に、それを磨くことにより吾を磨く、忘れかけたこころも継承していく家作り。

 生命ある木と向かい合いながら『住まいは、住む人の人格まで変える』を信念に家作りに取り組むその三代目の『人』としての生涯が今日のなんば建築工房の家作り原点となり、受け継がれております。

 


 

■訪問レポート一覧 

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